どこの通貨がFX投資向き?
■ 長期運用の場合
長期運用の場合は高金利外貨が運用の基本通貨となります。
具体的には豪ドル、NZドル、南アフリカランド、トルコリラ、アイスランドクローナなどが有名です。
しかし、こういった高金利通貨建ての預金をしておけば将来金利がたくさん貯まっている・・・というオイシイ話ではありません。
一つの通貨ペアに全資金を投入してしまった場合、以下のような危険がある事を覚えておくと良いでしょう。
1、急激な為替変動が起こると、強制決済されてしまう通貨ペアがある。
アイスランドクローナ円のペアは2008年に取引が中止されました。通貨価値は1年で4分の1になりましたが、取引中止に伴い為替レートが不利でも強制決済されてしまいました。資金は4分の1に目減りしてしまった事になります。
しかし、この通貨ペアはそもそも市場でやり取りされる事が非常に少ない通貨ペアです。
金利が高いからと言って、他のFX業者では取り扱っていないようなマイナー通貨ペアは今の時代では大きな危険性をはらんでいる事を覚えておきましょう。
2、政策金利は逆転する場合がある。
2年前は金利5%あった米ドルですが、現在は経済の冷え込みのため実質0%の金利に変更となりました。日本の金利の方が若干ですが高くなってしまったため、米ドル円ペアを買った場合は逆にスワップポイントを支払わなければならない状況です。
政策金利がいくら高くてもその金利が一生続くわけではありません。
スワップポイントを狙う場合は、必ず「保険」として二つ以上の外貨で運用するように心がけて下さい。
豪ドル・NZドルは土地が近い事もありお互いに影響しあいます。
そのためこの二つの外貨を一緒に買っても「保険」の機能は果たせません。
影響しあう通貨の例
・米ドル円・カナダドル円
・豪ドル円・NZドル円
・ユーロ円・ポンド円
保険として2ペア以上組み合わせるのにお勧めは
・ユーロ円と南アフリカランド円
・豪ドル円とユーロ円
・ポンド円と南アフリカランド円
などです。
長期運用の場合のレバレッジは最大でも2倍までと考えてください。
レバレッジを大きくかけるとそれだけスワップポイントも沢山貯まりますが為替変動のリスクも大きくなります。
外貨預金としてFXを使いたいが運用方法がわからないという場合はコンサルティングサービスがついている業者を選択するとよいでしょう。
■ 短期運用の場合
短期で運用する場合はスプレッドの狭い通貨を選択します。
米ドル/円ペアやユーロ/円、ユーロ/米ドルのペアなどは比較的スプレッドが抑えられている傾向にあります。
手数料ももちろん無料のところを選びましょう。現在では多くの業者が手数料無料になっています。
取引手数料・スプレッドはFX業者への手数料です。
デイトレーダー初心者の方の中には取引手数料やスプレッドのせいで負けている、という人もいるのです。